こんにちは。みなさんお元気ですか。りょうこです。
やっと下の娘(5歳)のトイトレが進みました!
娘は軽度知的障害がありSGA性低身長で、なかなか心身の準備が整わなかったようです。
我が家のトイトレ奮闘記とお世話になったグッズについてご紹介しますね。
トイトレ(トイレ・トレーニング=おむつ卒業の練習)が進まないとイライラしますよね。
「出るときは教えてって言ったでしょーー!!」なんて、怒りたくなることもしばしば。
うちの子は二人ともトイトレに苦戦しました。
特に妹のはーちゃんは、SGA性低身長と軽度の知的障害があり、身体と心の準備がなかなか追いつきませんでした。
今振り返ってわかること。それはトイトレは怒っても進まないということです。
子どもの準備ができるまで待つのみです。
気楽に気長に立ち向かえるグッズを紹介します。
トイトレにむけて
ちまたでよく言われること
まだオムツしているの!?
紙おむつがいけないんじゃないの??
うちの子は布オムツで1歳で取れたわよ~~
悪気なく言われて、イラっとしたり心折れたりすることありませんか(私はありました…)。
あの幼稚園はオムツ取れてないと入園できないらしいとか。
年少さんではみんなパンツだとか。
みんなが布オムツだったころと比較してもしかたありませんし、みんなができるからできるはずとか、この歳になったからできるとか、そういうものではないようです。
重要なのは身体の準備
トイトレ開始の目安は下記の3点だそうです。
- オシッコの間隔が2時間以上あく(少し我慢して溜められる)
- 上手にひとり歩きできる
- 自分の意思が伝えられる
下の子のはーちゃんは、4歳の夏に年齢を目安に保育園でパンツに挑戦しましたが、先生に「30分おきにぬらしてしまいます」と言われ、一旦断念しました。
まだ、「少し我慢して溜められる」という段階に身体が成長したいなかったのですね。その状態でいくら頑張っても、お洗濯が増えるだけです。
周りのお友だちを見ても、トイトレの進み方は本当に個性がありました。
- 「もうオムツははかない」と宣言して、それ以降一切失敗しない子
(こういう子を見ると焦る~) - 小は完璧でも、大きい方だけオムツに履き替えないとできない子
- 小は完璧でも、大きい方だけなぜかお漏らししてしまう子
- まわりがみんなパンツになっても、オムツがいいと言いはる子
- お漏らししても絶対に教えない子
- 昼間は完璧でもどうしても夜はおねしょしてしまう子
まぁ本当にいろいろです(汗)
昼間の小ができるようになっても、小と大・昼と夜はまた別物なんです。焦らない焦らない。
親の心構え
2人のトイトレに苦労した今、振り返って言えること。それは
- 他の子と比べてもダメ
- 怒っても、ご褒美でつっても、なだめすかしても、全く意味がない
ということです。
本人の身体と気持ちの準備が出来ればできる。まだならできない。それに尽きます。
なので、親としては「待つ」のみ。
お漏らししたら、「漏らしちゃったねー」「次は頑張ろうねー」と、何事もなかったように着替えさせて、心を無にして洗濯する。
ちなみに、唯一効いたのは、
出来たときにめちゃちゃほめる!!!
尋常じゃないくらいほめます。万歳三唱しても踊ってもハグしても、なんでもいいです。
お子さんが嬉しくなっちゃうように、テンションマックスでほめましょう。
できかったら華麗にスルー。お子さんの前でがっかりした顔をするのもダメですよ。
でもまぁ怒りたくなることありますよね。怒ってもだめなんだ、いつかは取れるんだって知っておくと少しは気が楽になりませんか….??(ならない?んー、それもよくわかりますっ)
我が家のお勧めトイトレグッズ3選
我が家のトイトレは本当に長期にわたり苦労したのですが、あって良かった、使って良かったものをご紹介したいと思います。
ステップ式 補助便座
家の洋式トイレを子どもが使うとき、補助便座を使用すると思うのですが、うちでは折りたたみ式の補助便座を使っていました。
利点は二つ
座ったときに足がぶらぶらしていると、うまく出来ない子がいるそうです(特に大きい方)
それ用の足台も売られていますが、我が家は折りたたみ式のものを重宝しました。
ピジョン オムツとれっぴ~
ピジョンのオムツとれっぴ~には、昼間のお出かけ時にお世話になりました。
見た目は完全に「生理用ナプキン夜用」です。
下の子はオムツ外れが遅かったので、子ども用オムツもトレーニングパンツもサイズアウトぎりぎりでした。
「昼間はだいぶ我慢できるようになったけど、万一の時が怖い」くらいになったときに重宝しました。
- 車で1時間以上の移動があるとき
- トイレがすぐに見つからないようなところに行くとき
オムツのような安心感はありませんが、おしっこ一回分くらいなら大丈夫。
大をしてしまったときも、交換が簡単です。
おねしょ対策ズボン
上の子は、長いことおねしょに悩まされました。
子どもって寝相がすごくないですか?防水シーツを敷いても、どこまでも転がっていってしまい、意味がなかったり、掛け布団の上で寝ていたり。
平日の朝、シーツやお布団がびしょびしょだと、本当に辛いです。でも怒ってもしかたないんです。
そこで、おねしょ対策ズボンをはかせることにしました。見た目はこんな感じです↓
ズボンならいくら寝返りをうっても、防水シーツの外に転がっていっても大丈夫です。
これに出会ってからは、布団やシーツを洗う手間がなく、毎日おねしょズボンだけ洗濯すればよいと割り切ることが出来ました。
娘はまだ夜はオムツですが、そろそろこれを導入する予定です。
役に立たなかったものと進まない原因
トイトレご褒美シール
逆に、「我が家では」役に立たなかったグッズを1つ紹介します。
トイトレご褒美シールとは、上手におトイレできたら貼ることができるスタンプラリーのようなシールです。
シール貼りたさにトイレに行くようになり、少しずつ増えていくシールが自信につながっていくと行くもの。
実はうちの子には全然効かなかったのです。お子さんの性格による個人差があると思います。
役に立つ子はきっと役に立つはず。お子さんの性格から使えそうだったらぜひ使ってください。
心の中の不安感
そして最後に、おトイレを失敗しちゃう要因をもうひとつご紹介したいと思います。
それは、心の中の不安感です。
振り返ってみると、上の子が失敗を繰り返していた時期、我が家は下の子はーちゃんが入院したり経管栄養していたり、家のなかがバタバタしていて親の私も心のなかが荒れ果てていました。
そんな家の落ち着かない状況を感じ取っていたころ、彼のおトイレ失敗は続いていたのは無関係ではないと思います。
また、夜おねしょが続いたのは、小学校にあがる直前です。こんな状態で小学生になれるのかとやきもきしましたが、入学したら驚くほどピタっと止まりました。
小学校にあがることへの不安を口にしたりはしていませんでしたが(むしろ楽しみそうだった)、彼なりにプレッシャーや緊張があったのだと思います。
トイトレはゆったりした気持ちで取り組めるよう、出来る限りの環境づくりをしてあげたいですね。
まとめ:グッズに頼りながら気楽にやりましょう
トイトレは、本当に個人差が大きくあります。
我が家のように、低身長だったり、知的障害がある子ならなおさらです。
取れるときは取れますし、まだ本人の中で時期がきていないタイミングでは残念ながら何をやっても取れません。
怒っても心配しすぎてもしかたない!
便利なグッズに頼りながら気楽にやりましょう
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